先月の記録

月一回の更新を目標に日記を書きます。

2022年8月

8月27日に浜離宮朝日ホールで行われたローム ミュージック ファンデーションのスカラシップコンサートでは、同じく奨学生のヴァイオリニスト・石原悠企さんに、ヴァイオリンソロのための《4つの声》を演奏していただきました。石原さんには作曲段階から多くのことを教わりました。特に、弦楽器奏者がどのように楽譜を解釈するのか、楽譜にどのような情報を必要としているのかを知ることは、ピアノしか弾いてこなかった自分にとって非常に勉強になりました。やはり、ソロのための作品を作る時が一番音楽の細部にこだわれるので、充実感が得られるものです。

ベルリンで勉強しておられる石原さんとは今回初めてお会いしましたが、ヴァイオリンはもちろん指揮も作編曲もマルチにこなす才能に感銘を受けました。このブログに奇しくもたどり着いてくださり、かつ彼の活動をまだご存知でないごく少数の方々のために、勝手に彼のサイトを紹介しておきます。